2018年下半期絶対に聴いておくべきDNBアルバム5選

2018年も残すところあと僅かとなりました。本記事ではこの半年間にリリースされたアルバムの中から特にお勧め出来る5枚を選定しました。もし聴き逃している作品がありましたらこの機会に耳を傾けてみては如何でしょうか。

なお、同趣旨の過去記事はこちらからご覧頂けますので是非お役立て下さい。

今年下半期はSymmetry RecordingsからBreakが2015年の'Simpler Times'以来約3年振りとなるアーティストアルバム'Another Way'をリリースしました。Jazz, Soul, FunkとJungleが融合する彼らしいスタイルはそのままに、リズムはより鋭く空間処理は上品に変化を遂げています。

Hospital RecordsからはDanny Byrdが2013年の'Golden Ticket'以来となるアルバム'Atomic Funk'をリリース。小気味よいリズムと印象的なリフレインを基軸に一曲を組み立てる彼らしいスタイルは時が経っても健在で、Danny ByrdファンだけでなくHospital Recordsファンならば必聴の内容です。そしてThe North QuarterからはRedeyesが'Broken Soul'をリリース。Drum 'n' BassのみならずHip-Hopトラックも多数収録されている本作ですがそれらはSoulや深遠なJazzの要素で結び付けられており高いコントラストと不思議な統一感を感じる1枚です。