Halogenixがアメリカビザ取得に際して声明を発表

イギリス人Drum 'n' BassプロデューサーHalogenixは自身のTwitter(X)アカウントにてツアーの為のアメリカビザの取得報告と現在進行中のイスラエルによるガザ攻撃に関連した声明を発表しました。

10月07日、イスラム武装組織『ハマス』によるイスラエル奇襲に端を発したイスラエル軍によるガザ攻撃はハマス戦闘員のみならずパレスチナ市民の多くを巻き添えにしながら進行し、7日間の停戦があったもののイスラエルは依然として自衛権の行使という名目でガザ地区に対する攻撃の意思を改めていません。

Halogenixは予てより恒久的な停戦に応じないイスラエルとそれを支援するアメリカの姿勢を批判しており、今回の声明では自身のアメリカでの労働が計算上軍事支援に寄与してしまう分と同等の額を人道支援団体に寄付すると明らかにしました。

私のアメリカビザが承認されたのは素晴らしいニュースですが、ほろ苦い気持ちでもあります。

ファシストイスラエル政権によってガザで行われている現在進行中の残虐行為は、アメリカおよび他の西側「民主主義国」によって直接支援されています!

私は矛盾を感じます。アメリカは現在連邦税収入の20%を軍事予算に費やしており、外国人労働者として私は総収入の30%を連邦税の源泉徴収として支払うことになります。これは私の総収入の約6-7%がアメリカ軍に支払われることに相当し、アメリカ軍はイスラエルに軍事援助を提供することでガザ地区の大量虐殺に積極的に貢献しています。

これは私にはどうもしっくり来ません。抗議の意味でビザ申請を完全にキャンセルすることも考えましたが、現実には養う家族がいるので私の軍事支援分を軽減するために、アメリカで行うショーの総収入の7%をアメリカの外交政策によって悪影響を被っていると私が感じている地域社会の支援に貢献している世界中の人道支援団体に寄付するつもりです。

これは大海の一滴ですが、私にはやらなければならないと感じており、この思いを皆さんと共有したいと思いました。

私は私たち全員が目の前で繰り広げられていることに深い衝撃を受け、そしてアメリカで音楽を楽しんでいる人たちと私の音楽を分かち合うことで何か良いことができればと思っているしその機会を利用して最も必要としている人たちに恩返しができればとも思っています。

Free Palestine
今直ぐ停戦を