Hospital RecordsからUrbandawnによるThe Beatles - Come Togetherのカバーソングがシングルとしてリリースされました。
Come Togetherは1969年リリースのThe Beatlesのアルバム'Abbey Road'に1曲目として収録されているベースとギターがユニゾンで奏でるリフとJohn Lennonの嗄れたリードボーカルが印象的な楽曲です。ジャンルはBlues Rockに分類されます。
Hospital Records – Shop – Urbandawn – Come Together (feat. Tyson Kelly)
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本楽曲はクレジットからも分かる通りCome Together (Urbandawn Remix)ではなくUrbandawnによるカバーソングとしてリリースされました。このような扱いになった経緯についてUKFに掲載された彼のインタビューでその理由について明かしています。
So I first heard this when Andy C dropped it at Wembley. It was a big moment in the set and the reaction was mental. Was that version the bootleg or had you made your own version by then?
(Andy CがWembleyでそれをドロップした時、私は初めてこれを聴きました。それはセットの中で大きな瞬間であり、反応は熱狂的なものでした。そのバージョンはBootlegでしたか、それともその時点であなた自身のバージョンを作っていましたか?)That was the bootleg. So after I played it a Hospitality On The Beach I had a meeting with Hospital and they suggested sending it to some DJs. I sent it to Andy and within a week my phone melted down with the notifications because of the Wembley video. After that a lot of DJs started hitting me up. I’m so grateful to everyone who played it because that broke the tune and got everyone talking about it. To the point we decided to officially release it.
(それはBootlegだった。私がそれをHospitality On The Beachでプレイした後、Hospitalとミーティングをし彼らはそれを何人かのDJに送ることを提案した。私はそれをAndyに送りそして1週間以内に私の電話はWembleyビデオの通知の為に溶け落ちた。その後たくさんのDJが私に連絡を取り始めた。曲を壊しそれについてみんなに話して貰えたので、プレイしてくれたみんなにとても感謝している。その点で我々はそれを正式にリリースすることにした。)That’s when you dusted your guitar off?
(それがあなたのギターを捨てた瞬間ですか?)Oh no, that was already on the bootleg version too.
(いいや、それはすでにbootlegバージョンにもあった。)Oh nice!
(それはいいですね!)Yes for the bits that aren’t the main groove. So we tried to clear the sample but that was difficult so i had to recreate everything from scratch. I played the bass, the guitars, reprogrammed the drums and we got Beatles Bootleg vocalist Tyson Kelly to do the vocals.
(その曲にメイングルーヴではない部分は無い。だから我々はサンプルをクリアしようとしたがそれは困難だったので私は最初から全てを作り直さなければならなかった。私はベース、ギターを弾き、ドラムをプログラムし直し、Beatles BootlegのボーカリストTyson Kellyにボーカルをやらせた。)The story behind: Urbandawn's long-awaited Beatles cover Come Together
この様に、元々Bootleg(非公式Remix)として制作された本トラックでしたが正式なリリースを行う運びとなった際オリジナルのサンプル使用について権利クリアが困難だった為全てのパートを独力で作成し直したことがカバーソングとしてリリースされた理由ということです。
ボーカルに起用されたのはThe BeatlesのトリビュートバンドThe Bootleg BeatlesでJohn Lennonパートを担当するTyson Kellyで、オリジナルで非常に重要な要素であるJohn Lennon独特のトーンを再現しCome TogetherをソウルフルなDrum 'n' Bassトラックとして現代に蘇らせることに大きく貢献しています。
The Beatlesによるオリジナルはこちら。